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富士通マーケティング 「Windows XP」の移行サービスを開始 SMB向けの移行支援パックも用意
2013/09/19 18:34
週刊BCN 2013年09月16日vol.1497掲載
副本部長
浅香直也
執行役員
「Windows XP移行支援パック」は、「Windows XP移行サービス」の情報収集から運用までの一連のサービスをパックにしたものだ。社内に情報システム担当者がいないケースが多いSMBの「どこから手をつけたらいいかわからない」「どのサービスが自社に最適か判断がつかない」「専門家に全部任せたい」というニーズに応える。特徴は、参考価格を明示していることで、25台が99万円から、100台が265万円からとなっている。
さらに、端末が多くてサポート終了に移行が間に合わなかったり、移行に要する資金が不足していたりするなど、諸事情によって一時的に「XP」を延命せざるをえないユーザーに対しては、マイクロソフトの仮想化技術「Hyper-V」を活用した仮想化サービス「AZCLOUD DaaS for XP」「AZBOX XenDesktop」「AZBOX XenApp」をオプションで提供する。商品戦略本部副本部長の浅香直也執行役員は、「XPユーザーのOS延命の需要は旺盛で、当社は延命策を前提として提案するようにしている」と説明する。
また、ユーザーやパートナー企業からの問い合わせに対応する「XP移行センター」を開設し、インフラ、アプリケーション、仮想化などの専門人材を配置。ユーザーの幅広いニーズに応えることができる体制を敷いた。
浅香執行役員は、「2013年度(14年3月期)までに、6万台の『XP』の移行を支援することが目標。ただ、サポート終了後にも延命などによって、『XP』を使い続けるユーザーは多いとみている。最終的には10万台の移行を支援したい」と意欲をみせている。(真鍋武)
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