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コンボルトシステムズジャパン 蓄積データをモバイル活用 主力Simpanaの最新版
2013/09/12 18:39
週刊BCN 2013年09月09日vol.1496掲載
社長
主力製品の「Simpana」は、分析、レプリケーション、バックアップ、アーカイブなどの機能が単一のデータ管理ソフトとして提供されているのが特徴。
相次ぐ買収で得た製品を組み合わせて提供するシマンテックやCAなどのソリューションとは異なり、一貫して自社開発を推進している。
発売した「Simpana10」は、オンプレミスとクラウド環境にある企業内データをモバイル端末からセキュアなアクセスを提供したり、クラウドサービスでの採用を促進したりするなど、ビッグデータの利用価値を高めるマネジメントとアクセスの機能を強化した。
新機能では、バックアップとアーカイブのパフォーマンスを2倍に向上したほか、データ検索・分析・再利用を簡略化するアクセスを利用者向けに提供したり、大規模データセンター向けの新しい自動化機能を使用したマネージドサービス的な機能を追加。大越社長は「IT管理者だけでなく、企業の従業員全員が管理下にあるデータを再利用し、適切な意思決定と新たな価値を生み出す。バックアップデータなどを有効活用するセルフサービスができあがった」と、当初はクラウドサービス事業者や大企業向けに拡販する。
第一弾としてNTTコミュニケーションズに提供した。(谷畑良胤)
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