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アルカディン・ジャパン 2009~13年度のCAGR37%を見込む 連携サービスとサポートが強み
2013/09/12 18:39
週刊BCN 2013年09月09日vol.1496掲載
代表取締役
同社の強みは、パートナー企業の製品と自社製品を組み合わせた連携サービスと、充実したサポート体制だ。音声会議サービス「ArkadinAnytime」、ウェブ会議サービス「ArkadinAnywhere」などの自社サービスに、シスコシステムズの「Cisco WebEx」や、アドビシステムズの「Adobe Connect」、マイクロソフトの「Microsoft Lync」などを組み合わせて、連携ソリューションとして提供することで、ユーザーの幅広い要望に応えている。また、24時間365日のサポート体制を敷いており、「カスタマーサポートの担当者を下請けに外注するのではなく、顧客の事情を熟知したアルカディンの正社員が担当するので、細かな要求にも応じやすい。これによって、顧客との深い信頼関係を構築している」(田中代表取締役)。サポート言語も18か国語に対応しており、各国に拠点をもつグローバル企業からの問い合わせにも容易に応じることができる。こうした強みをもとに、アルカディン・ジャパンの業績は2005年の設立以来、好調に推移。2013年度は、売上高が前年比約25%増の約15億円、09~13年の年平均成長率(CAGR)は37%となる見通しだ。
8月5日には、堅調に成長している実績を評価したNTTコミュニケーションズが仏アルカディン・インターナショナルの発行済み株式の91.2%を取得することを発表した。田中社長は、「これによって、NTTコミュニケーションズの顧客データベースをもとに、販路を拡大することができる」と期待している。(真鍋武)
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