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BIソフトベンダーの米データウォッチ、日本市場に本格参入
2013/09/09 18:39
データウォッチは、1986年設立の米国のBIソフト専業ベンダー。グローバルでは、英国、ドイツ、オーストラリア、シンガポール、フィリピンに拠点をもつ。これまでに約4万社/50万ユーザーが同社の製品を利用しており、日系企業ではトヨタ自動車や三井住友銀行などが採用している。
中核製品の「Monarch Professional」は、RDBM、DWHなどの構造化データだけでなく、PDFやテキストなどの準構造化データ、ログファイルやEDIなどの非構造化データをまとめてモデリングすることができるレポート分析ソフトウェア。同社が買収したスウェーデンのデータ分析ソリューションベンダー、パノプティコンの製品と組み合わせることで、リアルタイムにデータを分析して可視化できるようになった。
CMO兼ストラテジックアライアンス担当のベン・プラマー シニアバイスプレジデントは、「これまで『Monarch Professional』とパノプティコンの製品は個別に提供していたが、年内には二つの技術を統合した製品をリリースする」と今後の製品拡張を説明。日本語版も用意する。
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