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日本IBM、アプリケーションのリリースを自動化・効率化するソフトウェア
2013/09/06 18:39
今年4月に買収・統合を完了した米アーバンコードのARA(アプリケーション・リリース・オートメーション)ソフトウェア製品群を、IBMのラインアップとして提供するもの。アプリケーションのリリース・プロセスを自動化することで手作業によるエラーを防ぎ、リリース作業の監査対応を強化する「IBM UrbanCode Deploy」と、複数のアプリケーションや複数の環境へのアプリケーション・リリースの計画・実行・実績を包括的に管理する「IBM UrbanCode Release」で構成する。
新たに、クラウドやモバイルなど、変化の早いビジネス環境への対応や、テスト自動化製品との連携を強化した。統合型システム「IBM PureSystems」ファミリー、オープン・クラウド基盤ソフトウェア「IBM SmarterCloud Orchestrator」、MEAP(モバイル・エンタープライズ・アプリケーション・プラットフォーム)ソフトウェア「IBM Worklight」と連携し、クラウドやモバイル向けのアプリケーションの自動リリースをサポートする。
また、オープンソースのシステム統合フレームワーク「Chef」をサポート。クラウド環境に必要なサーバーやアプリケーションを自動的に構築・調整するために定義した「Chef」のレシピを呼び出して環境を構築し、その上にアプリケーションを自動でリリースすることができる。
IBMのテスト製品との連携を強化。テスト管理・実行ソフトウェア「IBM Rational Quality Manager」、仮想テスト環境「IBM Rational Test Virtualization Server」と連携し、アプリケーションのリリース・プロセスのなかにテストを組み込むことができる。リリース自動化の範囲を広げることで、短いサイクルでの頻繁なアプリケーションの開発、テスト、リリースなどに対応した。
ライセンス使用価格は、「IBM UrbanCode Deploy」が3274円から(管理対象サーバーの1プロセッサ・バリュー・ユニットあたり)、「IBM UrbanCode Release」が54万5790円から(1ユーザーあたり)から。
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