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日本IBM、仮想化環境の高速な処理を実現するフラッシュ・キャッシュ・ソフトウェアを発売

2013/08/21 18:34

 日本IBM(マーティン・イェッター社長)は、多数の仮想サーバーが稼働する仮想化環境で高速な入出力処理ができるフラッシュ・キャッシュ・ソフトウェア「FlashCache Storage Accelerator」の提供を開始する。

 「IBM System xサーバー」に搭載するフラッシュ・ストレージに使用頻度の高いデータを蓄えて、データ読出し用のキャッシュとして利用するソフトウェア。SSDやIBMの「HighIOPS PCIeアダプタ」など、フラッシュストレージを搭載した「IBM System x」にインストールするだけで利用できる。

 最大で2倍の仮想サーバーを実行できるようになり、仮想化環境を構築する際の物理サーバー数の削減やストレージ関連のコスト削減、既存のストレージ環境の性能向上を支援する。また、サーバーからサーバーへの仮想マシンの動的移行にも対応し、仮想化環境でのフラッシュメモリ資源を有効活用できる。

 最小構成価格(税別)は、サーバー1台あたり65万1000円。出荷開始は8月29日の予定。
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日本IBM=http://www.ibm.com/jp/ja/