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サードウェーブ ドスパラでサーバーを販売 未開拓のユーザーを掘り起こす
2013/07/18 18:34
週刊BCN 2013年07月15日vol.1489掲載
ドスパラは、全国の主要都市に店舗があり、地方都市では法人を顧客として獲得している。自社ブランドのパソコン「ガレリア」をオフィスで使うケースが多く、予算や用途に応じてCPUやHDDなどを自由にカスタマイズできることで評価を得ている。そのユーザー企業からサーバーを求める声が多かったことから、「ベースモデルをカスタマイズできるようにした」という。
また、法人向けビジネスで販社として獲得した地場SIerとのパートナーシップを深めることも、ドスパラでサーバーを販売する目的の一つだ。「店舗で獲得した案件を販売パートナーとともにビジネスとして手がけることにも取り組んでいきたい」との考えを示す。サードウェーブテクノロジーズの販社は、多くが50人以上のユーザー企業を対象にビジネスを手がけている。こうした点では、ドスパラでSOHOなど新規顧客を獲得することにもつながる。
家電量販業界は、パソコンのコモディティ(日用品)化などによって収益を上げることに苦戦を強いられている。とくにパソコン専門店では、コンシューマユーザーを相手にビジネスを手がけるだけでは、ますます厳しくなる。サードウェーブは、法人を確実にユーザーとして確保することで、「成長率20~25%と安定的に伸びる企業を目指す」としている。(佐相彰彦)
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