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日立、製品・サービスを紹介する「Hitachi Platform Solutions World 2013」を開催
2013/07/12 18:34
冒頭、情報・通信システム社執行役員の和田宏行プラットフォーム部門COOが、「日立グループは、『スマート』『ビッグデータ』『クラウド』『セキュリティに』力を入れている。その4分野で、今後さらにサービスを充実させていく」と挨拶した。
基調講演では、デザインコンサルティング会社のZIBAの濱口秀司戦略ディレクターが、「ビジネスイノベーションと日本 ~日本のイノベーション力が本来最強であるその理由~」と題して、イノベーションが生まれる方法、日本の課題や強みなどを語った。濱口ディレクターは、まず「『見たこと・聞いたことがない』『実行可能』『反対や賛成を含めて議論を生む』の三つがイノベーションの要素」と述べたうえで、「バイアス(先入観)を視覚化して壊すことでイノベーションが生まれる」と説明。日本は、バイアスの視覚化などのプロセスを知らないほか、フレームワークをつくるのが苦手で、「イノベーションが生まれにくい」と指摘しながら、「ただし、日本人の感覚は世界的にもユニークで、これは強力な武器」と訴えた。
主催者講演では、情報・通信グループ情報・通信システム社の塩塚啓一サービス部門CEOが、企業を取り巻く環境が劇的に変化しているなか、「ITプラットフォームの提供や活用の経験、日立グループ各社によるビジネスの経験を生かしながら、社会イノベーション事業でお客様に応えていく」とアピールした。(佐相彰彦)
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