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エヌシーアイ クラウドサービス「ZETA Cloud」 大阪に次いで石狩でも稼働
2013/07/11 18:34
週刊BCN 2013年07月08日vol.1488掲載
「ZETA Cloud」は、DCにユーザー企業のプライベートクラウドを構築・運用するサービスや、万が一、災害が起きた時に備えたバックアップ・リカバリサービスを提供している。「ZETA Cloud」は、これまで大阪のDCだけで提供していたが、今年7月に石狩市のDCでもサービスを提供することにした。今後横浜でのDCでも提供予定だ。
橋本社長は「DCの立地を気にするユーザー企業が増えているなかにあって、複数のDCで均一のサービスを提供できることは『ZETA Cloud』の強みになる」としている。「ZETA Cloud」のユーザーは数十社で「機密性が高く、データの価値がビジネスを左右するユーザーがとくに多い。こうしたユーザーは、複数の地域にDCを設置することを求めることが多く、(石狩DCの稼働は)競争力を高めることにつながる」と話している。
拡販に向けて、エヌシーアイは間接販売に力を入れる。橋本社長は「現在は直販と間接販売の比率が半々だが、今後は間接販売が全体の70~80%を占めるまでに高めていく」と説明。親会社の日商エレクトロニクスが最大の販売パートーナーだが、広くパートナーを募ってチャネル事業を伸ばすとしている。(木村剛士)
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