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NTT Com、世界初のSDNによるクラウドマイグレーションサービス
2013/06/28 21:30
仮想化ソフト大手のVMware社とNTTの研究所との共同研究で開発した独自のSDN技術によって、円滑なクラウド移行を実現する。SDNに対応するゲートウェイ装置を顧客拠点に設置し、オンプレミスとクラウドを同一のネットワークセグメントで接続するので、オンプレミス環境のネットワークの設計・設定作業を軽減できる。また、オンプレミスのサーバーに付与されていたIPアドレスを移行先のクラウド環境でもそのまま利用できるので、サーバーの設定変更など、クラウド移行にかかる作業を大幅に削減する。
ユーザー企業のオンプレミス環境と「Bizホスティング Enterprise Cloud」を、インターネット経由で接続し、最大100Mbpsの暗号化されたデータ通信を利用できる。ユーザー企業がすでに契約しているインターネット接続回線を利用する場合は、クラウド移行のための新たなネットワークの構築は不要となる。
さらに、ゲートウェイ装置を含めて1日単位の料金で利用できるので、クラウド移行のための投資が不要で、必要な期間の費用に抑えることができる。税別価格は、初期費用が22万円、利用料金が1万800円/日(月額上限は22万3000円)。
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