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トレンドマイクロ、標的型サイバー攻撃の情報を集約して既存製品の防御能力を高めるツール
2013/06/27 18:31
連携する製品から不審なファイルや通信を収集し、ユーザー企業の環境に合わせてカスタマイズした仮想解析環境で動的に解析。不正と判断したURLやIPアドレスをデータベースとして自動的に蓄積・共有する。これによって、各製品が標的型サイバー攻撃で使用される不正な通信をブロックできるようにする。また、それぞれに発生した脅威の相関関係を洗い出し、攻撃の広がりや関連性を可視化する。
「DDA」と連携できる製品は、エンドポイント保護の「ウイルスバスターコーポレートエディション」、サーバー保護の「Trend Micro Deep Security」、ネットワーク監視の「Deep Discovery Inspector」など。参考標準価格は、「ハードウェア3年保守版 新規」が1418万円/1台、「ハードウェア5年保守版 新規」が1508万円/1台。2016年までに年間売上げ50億円を目指す。(ゼンフ ミシャ)
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