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デジタルサイネージジャパン2013、最新のソリューションが結集、案件獲得への足がかりにも

2013/06/21 18:34

 デジタルサイネージソリューションの専門展示会「デジタルサイネージジャパン2013」が、6月12~14日、千葉市の幕張メッセで開かれた。ICT総合展「Interop Tokyo 2013」の併催イベントで、主催はデジタルサイネージジャパン2013実行委員会(実行委員長:中村伊知哉慶應義塾大学教授)。デジタルサイネージコンソーシアムとナノオプトメディアが運営した。

 デジタルサイネージソリューション国内最大手のピーディーシーは、クラウド型デジタルサイネージシステム「AFFICHER」を核に、ITOKIと協業しているオフィス向けデジタルサイネージや、NTTドコモの端末を使ったスマートデバイス向け映像配信など、同社とパートナーの強みを融合した具体的なソリューションを展示。また、グランフロント大阪や新潟日報社への導入事例なども紹介した。システムビジネス部の鎌田翔マネージャーは、来場者の反応について、「想定していたよりも当社のソリューションに興味をもっていただいている。例年に比べて実案件をもっているお客様が多いという印象だ」と話す。 

導入事例などに注目が集まったピーディーシーのブース

 一方、岡谷エレクトロニクスは、組込み機器専用プラットフォーム「Windows Embedded」製品をベースにしたシステムを日本マイクロソフト・パビリオンに出展。リコーの超短焦点プロジェクターを使い、紙に描いた絵をスキャン・投映して動かしたり加工したりすることができる体験・参加型のデジタルサイネージ「紙アクアリウム」のデモが好評を博した。第三営業本部エンベデッド営業部の江藤麻美氏は「お客様に実際触ってもらうと、技術の特色をよく理解していただけると実感した」と手応えを。また、ピーディーシーの鎌田マネージャー同様、「実際の案件獲得につながる商談が例年より増えている」という。 

「紙アクアリウム」のデモが好評だった岡谷エレクトロニクス

 このほか、スウェーデンのデジタルサイネージ専用ソフトウェア「DISE」のパビリオンに出展したエーオープンジャパンのデジタルサイネージメディアプレイヤーなども注目を集めた。(本多和幸)

エーオープンジャパンのデジタルサイネージメディアプレイヤーにも来場者の注目が集まった
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外部リンク

ピーディーシー=http://www.pdc-pana.co.jp/

日本マイクロソフト=http://www.microsoft.com/en-us/default.aspx

岡谷エレクトロニクス=http://www.oec.okaya.co.jp/

エーオープンジャパン=http://www.aopen.com/japan

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