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IDC Japan、国内テープストレージ市場動向、12~17年のCAGRはマイナス7.7%
2013/06/19 18:34
12年は、158億8900万円と、前年比で15.2%減少。テープドライブは、金額が44億5300万円(17.8%減)、出荷台数が2万7800台(17.1%減)だった。サーバー装着率の低下、HDDをベースにしたストレージ機器への需要シフト、バックアップ統合などの影響を受け、テープドライブの需要はマイナス成長が続いている。テープオートメーションは、金額が114億3700万円(14.1%減)、出荷台数が8700台(14.5%減)。バックアップ統合や効率化で、ディスクベース手法の採用が拡大していることで減少した。
IDC Japanは、国内テープストレージの2012~17年の年間平均成長率(CAGR)をマイナス7.7%と予測。2013年以降も、ディスクベースバックアップの影響を受けて引き続き減少すると分析している。(佐相彰彦)
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