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富士ゼロックス、業務改善を支援する製品・サービスを提供、コミュニケーションを促進

2013/06/19 18:34

 富士ゼロックス(山本忠人社長)は、6月19日、ユーザー企業に適したコミュニケーション環境を構築し、業務改善を支援する製品・サービスの提供を開始すると発表した。

 販促用印刷物制作支援クラウドサービス「Smart Promotion」を6月20日に提供。チラシ、リーフレット、ポスターなど販促用印刷物の「つくる」「つかう」「分析する」までの流れを一貫して行うことができるサービスで、ユーザー企業は独自設計のテンプレートで一定品質の販促用印刷物を簡単に制作できる。複合機の出力枚数などの使用状況をウェブUIで集計・参照して、経費管理の効率化とTCO削減を推進するクラウドサービス「Device Log Service」も同時に開始する。

 また、動画と文書を統合して情報の管理・配信環境を提供するシステム「MediaDEPO 4.0J」の提供を7月1日に開始。ユーザー企業は、知識、ノウハウ、情報などを効果的に伝えるマルチメディアコンテンツの効率的な作業環境ができ、パソコン、タブレット端末、スマートフォンなど、さまざまな形態のデバイスから情報を入手できるようになる。

 さらに、SMB(中堅・中小企業)を対象に、クラウド上でパソコンやサーバー、ネットワーク機器などの資産管理やセキュリティ管理をサポートするクラウド・サービス「IT資産管理サービス」を、7月2日に提供。モバイル環境でのドキュメントハンドリングを支援するアプリケーションソフトウェアの最新バージョン「モバイル統合アプリケーション for iOS 2.1」を、7月4日に発売する。富士ゼロックスの法人向けデジタル複合機を簡単に操作できるようになるアプリ「かんたんUIパッケージ」の無料ダウンロードは、7月5日に開始する。

 このほか、電子文書と紙文書の統合管理製品「DocuWorks 8 日本語版」、「DocuWorks」のオプション「DocuWorks ドキュメントトレイ オプション1.3」、文書管理システム「DocuShare」との連携機能を実現するプラグイン「DocuShare 連携プラグイン for DocuWorks ドキュメントトレイオプション 6.6」を8月5日に提供する。

 富士ゼロックスは、販売目標として「Smart Promotion」を3年間で3500契約、「Device Log Service」を3年間で1万1000契約、「MediaDEPO 4.0J」を4年間で100契約、「IT資産管理サービス」を今年度(2014年3月期)中に3000契約、「モバイル統合アプリケーション for iOS 2.1」を2年間で2万ライセンス、「DocuWorks 8」を1年間で4万3000ライセンス、「DocuWorks ドキュメントトレイ オプション1.3」を1年間で4万5000ライセンスなどを掲げる。(佐相彰彦)
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富士ゼロックス=http://www.fujixerox.co.jp/