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日商エレクトロニクス BYODソリューションに力を入れる IT Weekで最新のCitrix製品などを紹介
2013/06/06 18:34
週刊BCN 2013年06月03日vol.1483掲載
日商エレは、クラウドコンピューティングの普及に伴って「いつでも、どこでも、どんなスタイルでも仕事ができる『モバイルワークスタイル』のニーズが高まっている」と捉え、そのためのIT環境整備のキーとなる技術の紹介に努めた。Citrixの最新モバイルソリューションや、プライベートクラウド/VDI構築向けのSIソリューション「Nissho-Blocks」などをPRした。
Citrixのモバイルソリューションについては、MDM(モバイルデバイス管理)製品の「XenMobile」や、MAM(メディア資産管理)ソリューションの「CloudGateway」などで構成されるBYODソリューションを初公開した。
ブース内のプレゼンテーションでこれらのソリューションを紹介したマーケティング本部の榎本瑞樹・第二マーケティング部長は、「BYODの本質は、アプリケーションやデータをセキュアに扱うことができるようにして、かつデバイスにそれらを依存しないこと」と説明した。「CloudGateway」は、企業が支給するビジネス用アプリケーションをコンテナ化し、企業側ですべての情報を管理する環境を構築できるため、「データやアプリケーションを適切に守ることが可能となる」(榎本氏)と強調した。
また、「Nissho-Blocks」は、サーバー、ストレージ、ネットワーク、クラウド管理ソフトウェア、ハイパーバイザーを最適な構成で組み合わせて事前検証したリファレンスアーキテクチャをベースとするソリューションだが、榎本氏は導入事例などをもとに、「ユーザーごとに最適なクラウド基盤やVDI環境をスピーディに構築できる」とメリットをアピールした。(本多和幸)
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