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アラクサラ、クロスオーバー型レイヤ3スイッチの新製品
2013/06/06 18:34
クロスオーバー型スイッチは、複数のインターフェースに対応する処理の一部を、ボックス型スイッチと同様のエンジンに統合する。高いコストパフォーマンスを維持しながら、必要に応じて交換可能なネットワークインターフェースモジュールを搭載できるので、拡張性も高いのが特徴。新製品「AX4600Sシリーズ」は、1Gbps/10Gbps/40Gbps/100Gbpsなどの各種インターフェースを混載することができ、サービスモジュールカード(SMC)も搭載できる。
「Virtual Redundant System(VRS)」によって、2台の装置を1台の装置として扱うこともでき、ミッションクリティカルな用途での高信頼な冗長システムの構築や、ネットワーク容量の増設が可能だ。プロトコルアクセラレータ(PA)を搭載し、回線の冗長切り替え処理などの高速化を実現する。
第1弾として発売する「AX4630S-4M」は、コンパクトな高さ2Uのきょう体で4つのインターフェースモジュールを搭載可能。スイッチング容量は2.24Tbps。1Gbpsまたは10Gbpsインターフェースを最大96ポート、40Gbpsインターフェースを最大28ポート搭載できる。また、VRS接続のための40Gpbsインターフェース4ポートを背面に搭載する。
税別価格は370万円から。同社は、2013年度下期から「AX4600Sシリーズ」の出荷を予定しており、今後3年間で1000台の販売を見込む。
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