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OKIデータ、プロフェッショナル向け新ブランド「MICROLINE VINCI」のカラーLEDプリンタ・複合機5機種
2013/05/27 18:31
「C941dn」は、CMYK(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック)に、ホワイトまたはクリアーのトナーを5色目として追加したモデル。「C931dn」「C911dn」は、CMYKの4色トナー対応モデル。それぞれが360g/㎡の厚紙や転写フィルムなど、さまざまな媒体に対応している。これによって、ユーザーは、パッケージやPOPなど、従来のラフ制作物だけでなく、実際に制作したい素材での試作やTシャツ、マグカップなどの販促ツールを内製化することができる。さらに、今まで外注していた校正や光沢の工程を内製化することで、納期短縮や業務効率化が実現する。
サービスは、「5年間無償保証」に加えて、専用コール窓口でのサポートと当日オンサイト修理を提供する「5年間無償保証プラス」を提供。不意の故障の際にもタイムロスがないので、忙しいデザイン現場のユーザーでも安心してプリンタを利用できる。さらに「メンテナンス品5年間無償提供」で、大量印刷を行うユーザーのコスト低減に寄与する。
同時に、ビジネスプリンタ・LED複合機「COREFIDO2(コアフィード・ツー)」シリーズの新商品として、A4カラーLED複合機「MC780dnf」と「MC780dn」の2機種を発売した。東芝テックとの共同で開発したオープン・プラットフォーム技術を採用するA4カラーLED複合機で、SIerはこの技術を活用してワークフロー改善などのソリューションを開発・提供できる。9インチの大型カラータッチパネルによって、業務アプリケーションの操作が容易なことも特徴だ。
税込価格は、「C941dn」が146万7900円、「C931dn」が94万2900円、「C911dn」が52万2900円、「MC780dnf(増設トレイ搭載)」が47万400円、「MC780dn(増設トレイ非搭載)」が38万6400円。OKIデータは、5機種で年間4000台の販売を目標としている。
発表会で平野社長は、「おかげさまで12年度(13年3月期)は、プリンタの販売台数を昨年度比で1.3倍に伸ばすことができた。今回の新製品をきっかけに、今年度はさらに販売台数を1.2倍に伸ばし、シェア10%を獲得したい」と意欲をみせた。(真鍋武)
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