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日本マイクロソフト、震災時などのBCP対策で愛媛県に「Hyper-V」を納入
2013/05/20 18:31
愛媛県は、職員が業務で利用するシステムのBCP対策を進めるなかで、従来は県庁内に設置していた職員が利用するサーバーの仮想化と、庁外の民間データセンター(DC)へのサーバー移設を実施した。サーバー仮想化技術として、Microsoft Windows Serverの「Hyper-V」を活用し、運用管理に「Microsoft System Center Configuration Manager」を採用した。
システムの構築によって、BCP対策が一層進んだのに加えて、庁内に236台あったサーバーのうち仮想集約ができるサーバーを徹底して集約化することで、サーバー台数を約30%削減した。
また、地方局や支局など県内11か所の拠点に計17台設置されていたファイルサーバーを、3拠点計12台にまで集約。Windows ServerのDFS-R機能によって、データをファイルサーバー間で複製できるようになり、災害などで一つの拠点のファイルサーバーが停止してもサービスを継続できるようになった。(ゼンフ ミシャ)
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