ニュース
マイクロストラテジー・ジャパン SNS連動型のツールで情報を収集・分析 小売業の新規顧客獲得を助ける
2013/05/16 18:31
週刊BCN 2013年05月13日vol.1480掲載
エンジニアリング&
マーケティング
金翰新
ディレクター
クーポンアプリを通して顧客がユーザー登録すると、自動的にFacebook上の情報を収集。この情報を「Alert」のユーザー企業が社内の情報システムにある顧客データと統合して、BIツールを用いて分析する。通常のCRM(顧客関係管理)やPOSデータの分析で得られる年齢や性別、製品の購入履歴などの情報だけでなく、Facebook上の顧客情報を活用して興味や関心、位置情報までを分析して顧客を分類し、それぞれの顧客に最適なクーポンを配信する。顧客は、手に入れたクーポンを単に利用するだけでなく、FacebookやSMSなどを通じて友人に転送できる。これによってユーザー企業は、新規顧客の獲得につなげる。
セールスエンジニアリング&マーケティングの金翰新ディレクターは、「これまでは、BIツールとクーポン配信システム、アプリを別々のベンダーが提供していたので、ユーザー企業はシステムを統合する必要があり、時間とコストがかかっていた。『Alert』は、これらを一元的に提供するので、導入期間も数週間しかかからず、大幅にコストを削減する」とアピールする。(真鍋武)
- 1
関連記事
マイクロストラテジー、Facebookの情報を分析するソリューションを展開
マイクロストラテジー・ジャパン、コンシューマ分析ソリューション「Wisdom Professional」を本格提供
JBAT、ビッグデータの活用を支援する「分析クラウドサービス」