ニュース
デルとデル・ソフトウェア、「PartnerDirect」にソフトウェア向け販社支援制度を追加
2013/05/16 18:31
追加したパートナー制度は、「Dell Registeredパートナー」「Dell Preferredパートナー」「Dell Premierパートナー」の3種類。
「Registeredパートナー」は、エントリレベルのパートナー制度として、案件の登録によって、デルの営業部門によるサポートや営業/マーケティング支援資料一式の提供など特典が得られる。「Preferredパートナー」は、セキュリティ、システム管理、情報管理などの領域のうち、一つ以上の領域で売上目標を達成するなどの認定要件を満たせば「Registeredパートナー」以上の特典が得られる。「Premierパートナー」は、二つ以上の領域で選定したソリューションなどを提供し、売上目標を達成することで特典が得られる。
米デルが2012年9月に米クエスト・ソフトウェアの買収を完了し、日本では今年2月1日に日本クエスト・ソフトウェアからデル・ソフトウェアに社名を変更した。これまで買収してきたKACEやSonicWallなどの製品も、デル・ソフトウェアで提供するようになった。一方、パートナー制度については、製品ごとに異なっていたために、今回、制度を統一することになった。
デルの郡社長は、「デル・ソフトウェアは、100%パートナー経由で製品を提供している。このビジネスモデルは、今後も継続していく」と述べた。デル・ソフトウェアのブラウン社長は、「今回の制度は、既存のパートナーに価値を提供するためのもの。当社とパートナーの双方にメリットをもたらすことになる」と自信をみせた。(佐相彰彦)
- 1
関連記事
デル、2014年1月までの事業戦略を発表、年度内にプライベートクラウドを提供
日本HPとデル ソフトウェア事業の強化に必死 パソコンの落ち込みを補う
<売れるにはワケがある トップ営業の素顔と横顔>デル 渡辺由布子さん(下) 「人間」の側面も大切に