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富士通、今年度のパソコン・携帯電話の出荷台数は大幅減少の見通し
2013/05/07 18:31
12年度のパソコンの出荷台数実績は11年度に比べて19万台減少し、13年2月に発表した計画値よりも17万台少ない583万台で、パソコンの開発・販売事業は「赤字になった」(加藤和彦取締役執行役員専務)。13年度は12年度よりも48万台少ない535万台の計画を示した。
一方、12年度の携帯電話の出荷台数は、13年2月に発表した計画通りだったものの、11年度に比べて150万台少ない650万台だった。12年度はこの前年度実績よりも130万台減の520万台を見込む。「損益は黒字」(加藤専務)という。
加藤専務は、パソコンと携帯電話事業をもつ事業セグメント「ユビキタスソリューション」について、「厳しくみないといけないビジネス」として、両デバイスの開発・販売事業で利益を捻出するのが難しい状況を語った。(木村剛士)
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