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キヤノンMJ、複合機とクラウドサービスを連携させるアプリケーションソフトを拡充
2013/05/07 18:31
「せいとんファクス」は、受信したファックスと複合機内のアドレス帳と照らし合わせて、送信元や日付などをファイル名に付与し、指定のフォルダに自動で振り分けるソフト。「おてがるマイスキャン」は、複合機のスキャナ機能で取り込んだドキュメントを管理するソフト。それぞれ価格は4万円(税別)で、「せいとんファクス」は年2000本、「おてがるマイスキャン」は年1000本の販売を目指す。
無償で提供する「HOME-Desktopコネクター」は、「imageWARE Desktop」と組み合わせることで「HOME」のクラウドストレージサービス「HOME-BOX2」と連携し、「『せいとんファクス』で整理したファックスを外出先で閲覧したり、タブレット端末iPadに呼び出したりできる」(ドキュメントマネジメント企画第一課の杉本吾朗氏)ものだ。
キヤノンの複合機と、クラウドサービスの「HOME」「せいとんファクス」などの複合機用アプリを組み合わせることで、ファックスやスキャナのデータを外出先やスマートデバイスで閲覧ができるようになり、「複合機の利便性を一段と高める」(杉本氏)。キヤノンMJは、こうした取り組みで、複合機を中核としたITサービス全体の競争力を高めていく。(安藤章司)
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