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ICTM-P、「超高速開発ツール」を解説するセミナーを開催
2013/04/22 18:31
セミナーの前半は、ユーザー企業がシステム開発ツールの導入事例を紹介。鈴与グループの情報システム部門である鈴与システムテクノロジーがウイングの「GeneXus」を、賃貸マンション管理・運営のランドブレインがアイエルアイ総合研究所の「StiLL」を、医薬品製造・販売の科研製薬がキヤノンソフトウェアの「Web Performer」を、生活協同組合連合会コープネット事業連合がユニバーサル・シェル・プログラミング研究所の「ユニケージ開発手法」を、空間情報コンサルティングの国際航業がジャスミンソフトの「Wagby」をそれぞれ活用して、自社システムを開発したことを紹介した。
その後、ウイング、アイエルアイ総合研究所、キヤノンソフトウェア、ユニバーサル・シェル・プログラミング研究所、ジャスミンソフトの担当者をパネラーに、「この開発ツールはどの開発分野に最適か」と題してディスカッション。自社の提供する開発ツールの特徴や、得意とするユーザー層などについて語った。モデレータは、『IT Leaders』の田口潤編集長が務めた。
キヤノンソフトウェアソリューション事業部の山田晃路氏は、それぞれの製品の特徴について、「当社の提供する『Web Performer』とジャスミンソフトの『Wagby』、ウイングの『GeneXus』は、Javaを使用する、システムをウェブ化するという共通点があり、競合する製品だ。一方、大量のデータをバッチ処理などのかたちで高速化する用途にはユニバーサル・シェル・プログラミング研究所の『ユニケージ開発』、Excelベースで短期間にシステムを開発するならアイエルアイ総合研究所の『StiLL』が最適だ」とまとめた。(真鍋武)
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