ニュース
富士ソフト、テラスカイと共同でNotesからSalesforceへの移行パッケージを開発
2013/04/10 18:31
「オートマイグレーション for Notes」は、Notesの設計情報を抽出するエンジン(Engine)部分と、抽出したデータをSalesforceへ反映するための編集機能(Editor)の主に二つで構成する。エンジンは富士ソフトのNotes技術をもとに開発。編集機能はテラスカイの技術にもとづく。
富士ソフトでクラウド事業を担当する野澤仁太郎常務は、「『オートマイグレーション for Notes』は、2016年度までに75社、10億円の売り上げを目指す」とした。テラスカイの佐藤秀哉社長は、「編集機能は、損保ジャパンをはじめ35万を超えるユーザーをもつSaaS型の主力商材『SkyVisualEditor』をもとに開発した」と、Salesforce関連のソフト開発の実績をアピールした。
セールスフォース・ドットコムの保科実専務は「NotesからのSalesforceへ移行したいというユーザー企業からの相談は増えている」と、新製品の投入を歓迎する言葉を述べた。
- 1
関連記事
富士ソフトとコンカー、パートナー契約で基本合意、アジア最大級の社内導入も
富士ソフトと日本マイクロソフト、環境情報を可視化するエネルギー管理システム「FSGreen EMS」で協業
富士ソフト、OESFとIIIと組込み製品分野で包括提携、日台共同でAndroid機器の評価・検証ビジネス
<IT業界の死角 窮地脱出の処方箋>【シリーズ1 ISV】第20回 “手づくり”が最大のライバル
テラスカイ、損保ジャパンから「SkyVisualEditor」を受注、約35万人のユーザーを獲得