ニュース
ネットワールドの「EMC Avamar」を宮銀コンピューターサービスが採用
2013/04/08 18:31
宮崎県内の自治体や関連団体のBCP(事業継続計画)強化を支援するサービス。市町村が保有する住民情報などをデータセンター(DC)へバックアップすることで、広域自然災害などが起きても重要なデータを確実に保全する。
宮銀コンピューターサービスは、バックアップ、ストレージ分野で豊富な経験と実績をもつネットワールドからの提案を受けて「Avamar」を採用。システム構築は、ネットワールドのパートナーである九電ビジネスソリューションズが担当した。
導入にあたっては、複数のシステムにわたって重複データを排除する「Avamar」のグローバル重複排除機能を活用することで、効率的なバックアップサービスを実現。事前に実施した検証作業では、ファイルサーバーで最大約99%、データベースサーバーで最大約77%の重複排除に成功した。また、2台の「Avamar」を導入し、きょう体間レプリケーション機能を利用して県外のデータセンターにもデータをコピーすることで、重要データの確実な保全を図った。
「Avamar」は、ユーザー側の環境に大きな改修を加える必要がなく、バックアップ対象のサーバーにエージェントをインストールすることで重複排除バックアップができる。DCへの導入が容易なアプライアンス型の製品で、約1か月半でリモートバックアップサービス用の環境を構築した。
- 1
関連記事
ネットワールドとアセンテック、資本・業務提携でVDI関連ビジネスを拡大へ
ネットワールド、VDI基盤を容易に導入できるオールインワンパッケージ
ネットワールド、北日本放送の仮想デスクトップをNetApp製ストレージで構築
外部リンク
ネットワールド=http://www.networld.co.jp/