ニュース
トレンドマイクロ、カスタマイズした標的型サイバー攻撃対策を展開
2013/03/28 18:30
標的型サイバー攻撃に利用されるいわゆる「C&Cサーバー」の情報を収集し、クラウド上に蓄積。クラウド上のウェブレピュテーション・メールレピュテーション内に、新たにC&Cサーバー情報のカテゴリを設けた。5月以降、自社のセキュリティ製品と連携させることで、最新の攻撃手法に対応できるようにする。
さらに、標的型サイバー攻撃を防ぐソリューション「Deep Discovery」で、攻撃に利用された不正プログラムを解析することによって導き出されるC&Cサーバー情報を蓄積するデータベースを、ユーザー企業内に独自に構築。企業内のデータベースと各セキュリティ製品の連携を開始する。このほか、専門家による製品技術提案や導入支援のサービスも拡充する。
大三川彰彦取締役副社長は、「カスタマイズソリューションの展開にあたって、販売パートナーとの協業を強化する。システムインテグレータ(SIer)などを通じて、個々のお客様に最適なサービスを提供したい」としている。(ゼンフ ミシャ)
- 1
関連記事
トレンドマイクロ 執行役員 エンタープライズマーケティング部部長 新井一人
トレンドマイクロ アンチウイルスの更新を促す 節電ツールで販社を後押し
トレンドマイクロ、クラウド型セキュリティ技術基盤「SPN」を拡張
トレンドマイクロ、SSLサーバー証明書事業に参入、1年で500社への導入を目指す
トレンドマイクロ ソリューション事業を成長の原動力に パートナーに「スキルセット」を提供