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KDDIまとめてオフィス、全国4か所に拠点を新設、売り上げを3000億円に
2013/03/19 18:31
KDDIの子会社、KDDIまとめてオフィスは、従業員100人未満の企業を中心に、通信サービスからOA機器までのオフィス設備を統合的に提供している。設立は2011年で、この2年間、導入実績が順調に伸びたことを追い風に、営業体制の拡大を決断した。
発表記者会見で、佐藤司社長は「首都圏に加えて、関西・北陸、中部、北海道・東北、中国・四国・九州のエリアで活動する地域会社4社を設立し、全国できめ細かなサポート体制を整える」と拠点整備の意義を説明。売上目標3000億円の内訳は、各種通信サービスが2500億円、OA機器提供など、その他のサービスが500億円だ。
KDDIまとめてオフィスは、中小企業でオフィス設備をワンストップで提供するサービスの需要が旺盛と捉えている。新しい営業体制によって、NTTグループなどの競合キャリア系や、大塚商会をはじめとする中小企業に強い商社などをコンペティターとして市場開拓に動く。(ゼンフ ミシャ)
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