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スマートバリュー、「おまかせIaaS」の基盤を日本IBMの「Flex System」で構築
2013/03/19 18:31
「おまかせIaaS」の展開に向けて、「IBM PureSystems」製品群に属する「Flex System」を活用したITインフラ基盤を約2週間で構築した。「おまかせIaaS」のインフラ基盤は、通信経路を含むすべての機器を冗長化。耐障害性が高いことに加え、統合脅威管理(UTM)において上位であるファイアウォール機能やウイルスチェック、IPS機能も標準で実装し、高度なセキュリティを提供する。
基盤は、「IBM Flex System x220コンピュート・ノード」と「IBM Flex System x240コンピュート・ノード」をそれぞれ2台、入出力(I/O)処理性能が高いストレージ「IBM Storwize V7000」1台で構成。顧客のニーズに応じて、仮想化を実現するハイパーバイザーとしてVMwareとKVMが使用できる。
仮想化集約率の高い「Flex System」は、1台のコンピュート・ノード上で約100台の仮想マシン(VM)の稼働を想定し、少ないハードウェアで多くの顧客の業務サービスを処理できる。また、「V7000」の入出力(I/O)処理性能は、自動階層化機能「IBM System Storage Easy Tier」によって最適化され、従来製品よりも高性能なI/O性能を実現し、信頼性の高いサービスを提供できる。
「おまかせIaaS」は、利用する自治体や法人が1000社まで増えても対応できる。価格は、月額料金9000円(1vCPU、メモリ1GB)から。3月18日に本格提供を開始した。
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