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ネオジャパン 業界初、HTML5対応のグループウェア 中小規模向けに低価格で投入
2013/03/14 18:31
週刊BCN 2013年03月11日vol.1472掲載
社長
特徴的なのは、大規模向けの機能をすべて標準提供していることだ。例えば、無制限の組織階層による柔軟な組織管理ができるほか、36か国の外国語メールや海外拠点との共通利用を踏まえタイムゾーンにも対応した。データベースは、大規模版で採用したOracleデータベースやSQL Serverでなく、オープンソースのPostgreSQLを採用し、高速検索を可能にした。また、iCalender連携アドオンを無償で提供し、「desknet's NEO」に登録したスケジュールなどを、iPhoneカレンダーやGoogleカレンダーへ取り込むことができる。
現バージョンの「desknet's」ユーザーは、無償でアップグレードが可能で、データ移行ツールで簡単にリプレースできる。スモールライセンスは従業員5~300人規模を対象しており、新規導入価格は5ユーザーで3万9800円。Lotus NotesやサイボウズOfficeなど他社製品からの乗り換えの場合は5ユーザーで1万1940円と、「1ユーザーあたり、買切で約1000円という、どこにも負けない圧倒的な低価格で提供する」と齋藤社長は胸を張る。
販売は、1次店のソフトバンクBBやダイワボウ情報システムなど10社とシステムインテグレータ(SIer)のパートナーを通じて行う。齋藤社長は「販売代理店と共同で導入後の利用セミナーを開催して、定着を図る」と、フォローを強化して、「HTML5」の使い勝手を浸透させる方針だ。(谷畑良胤)
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