ニュース
デル、2014年1月までの事業戦略を発表、年度内にプライベートクラウドを提供
2013/03/11 18:31
郡社長は、クラウドに関する取り組みについて、「米国で高い評価を受けているホステッドプライベート・クラウドサービスを今年度中に日本でも提供する」と明言。その背景を「長年にわたって顧客のプライベートクラウド構築をサポートしてきたなかで、デル自身にクラウド環境を提供してほしいという要望が多かった」と説明した。
セキュリティについては「お客様の複雑なセキュリティ対策をシンプルに」、製品・サービスについては「お客様に最適なIT環境をエンド・トゥ・エンドで提供」をテーマに、ラインアップの拡充や、より包括的なソリューション提供を推進する。
デルは2013年のストレージ戦略で、パートナーによる間接販売の比率を現状の40%から50%まで引き上げる方針を明らかにしているが、郡社長は「2013年度からの継続だが、ソリューション全般でパートナーによる間接販売比率は上げていくことになるだろう」と見通しに触れた。
米デルの株式非公開化については、「日本の事業に影響はない。非公開化は戦略を加速的に進めるための措置で、四半期ごとの業績にとらわれることなく、中長期的な視野で戦略を立案・遂行していくことが可能になる」(郡社長)として、メリットを強調した。(本多和幸)
- 1
関連記事
デル、2013年のストレージ戦略を発表、パートナー比率を50%に拡大
日本マイクロソフトとNTT東日本、デルが協業、SMB/SOHO向けに製品・サービスをワンストップで提供
デル、Dell SecureWorksの情報セキュリティサービスを日本で提供
デルが20周年記念キャンペーン、法人向けPCを2万5000円で販売するセールも