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凸版印刷と富士通FIP、「デジタルギフトカード対応サービス」の提供を開始
2013/03/05 18:31
「ギフトカードASPサービス」で発行されたギフトカードがもつID番号をバーコード化し、スマートフォンのアプリケーションに登録できるようにするサービス。利用者がもつギフトカードのID番号と、カード裏面にあるPIN番号を専用のウェブサイト上で入力すると「Passbook」に登録され、バーコードを表示できるようになる。商品購入の際には、レジでこのバーコードを提示し、ギフトカードと同様にキャッシュレスで買い物ができる。
カード発行企業は、「デジタルギフトカード対応サービス」を採用することによって、利用者にID番号を発行するだけで「Passbook」にデジタル化されたギフトカードを発行することができる。これまでのプラスチックカード型のギフトカードと共存するかたちで、さらに普及が見込まれるスマートフォンに対して、よりすみやかにギフトカードを提供できる新しい発行形態が選択できる。サービスのPass生成機能の開発は、ジェナ(手塚康夫代表取締役)が担当する。
第一弾として、Appleの「Passbook」対応サービスの試験運用を3月中旬から開始し、6月に販売を開始する予定。両社は、13年度内に20社の導入を目標としている。今後は、Androidについても順次対応していく予定。さらに、バーコード決済に対応した専用のギフトカード決済端末の開発を進め、店舗でのデジタルギフトカードのスムーズな受け入れについても提案していく。
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