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セキュアイとトライポッドワークス ハイエンドUTM製品の販売を開始 大規模ユーザーを獲得してシェア10%目指す
2013/02/21 18:26
週刊BCN 2013年02月18日vol.1469掲載
裴昊敬社長
同社の全売上高950億ウォン(約80億円、2012年実績)のうち、約6%を占める日本市場は、セキュアイのグローバル戦略のなかでも特殊な位置づけだ。総販売代理店のトライポッドワークスが、ソフトウェアベンダーとして技術力を発揮し、日本市場向けのカスタマイズや、サポートを含むワンストップサービスの提供を行っている。こうしたケースは日本だけのものだ。
佐々木賢一社長
とくにバーチャルアプライアンスのニーズは、データセンターの急増などにより、世界的にみても日本が先行している。セキュアイの製品ロードマップに先駆けてトライポッドワークスが製品を開発し、セキュアイ側にフィードバックしたかたちだ。
新たにソフトバンクBBと「MF2」の販売パートナー契約を結び、拡販体制も整えた。2012年に約5億円だった日本市場での売り上げを、今後3年間で50億~60億円、シェア10%程度まで伸ばしたいと意気込む。セキュアイの裴社長は「トライポッドワークスとのこれまでの協業に手応えを感じている。日本市場は将来的にも重要。さらに密接に連携していきたい」と展望を語る。(本多和幸)
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