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IIJ、「IIJ GIOパートナーフォーラム2013」を東京で開催
2013/02/14 18:26
冒頭、金融システム事業部長兼クラウド事業統括の時田一広専務執行役員が、IIJのクラウドサービス戦略を説明した。2009年に投入した「IIJ GIO」は、現在900社のユーザー企業を抱え、2012年度(2013年3月期)の売上見込みは70億円と、10年度の11倍になっていることを報告し、笑顔をみせた。
富士キメラ総研の調査によると、「IIJ GIO」は2011年度の国内パブリッククラウド市場で17.2%のシェアを獲得し、首位に立った。時田専務執行役員は、「国内でのシェアNo.1の実績を踏まえ、アジアをはじめとする海外でもクラウドサービスの本格展開に取り組む」と方針を語った。ソリューション開発やソフトウェアのSaaS型提供など、パートナーとの協業に力を入れ、事業を伸ばす。
続いて、マーケティング本部の神田恭治プロダクトマーケティング部長が、「IIJ GIO」サービストピックとロードマップを紹介した。
神田部長は、スマートフォンやタブレットから各種のサービスに安全にアクセスすることができるリモートアクセスサービスの提供予定や、「IIJ GIO」ホスティングパッケージサービスの拡充、仮想化プラットフォーム「VWシリーズ」の西日本リージョンでの提供を紹介したうえで、「パートナーを意識した開発を行い、機能拡充を図る」と述べた。
最後に、「2012年度 IIJ GIOパートナーアワード」の表彰式を行い、IIJの菊池武志専務取締役が受賞企業8社の代表者にトロフィーを手渡した。受賞企業は 総合部門がアイフラッグ。ビジネス部門がネットワールドとピーシーフェーズ、サービス部門がリヴァンプ・ビジネスソリューションズとエイトレッド、プロジェクト部門がマルティスープと日揮情報システム。特別賞がビープラスシステムズ。
(ゼンフ ミシャ)
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