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シュナイダーエレクトリック、次世代型UPSの3000VAラックマウントモデル
2013/02/13 18:26
環境負荷を低減する「グリーンモード」、カタカナ対応の「LCDディスプレイ」を採用するなど、従来の製品群に大幅な改良を加えた。電源や充電状態がよいときには、AVRコンポーネントをバイパスして熱量を低減し、効率約97%を実現する。「グリーンモード」によるUPSの効率的な運用で、電力コストとCO2排出量を削減できるだけでなく、従来製品では2.5年だったバッテリ寿命を4.5年に延ばしている。
インターフェースにLEDに加えてLCDを採用することで、従来製品ではソフトウェアを介さなければ確認することのできなかったパワーメーターや障害情報などをカタカナで表示し、運用・管理を効率化した。さらに、バッテリ交換予測をLCDで管理することで、ムダのない、より安全なバッテリ交換ができる。
出力コンセントは、切替えなしのメインコンセントを含めて、複数のコンセントグループに分かれている(モデルによって構成は異なる)。メインコンセント以外のコンセントは、グループごとに、個別にオフ/オン、シャットダウン、リブートのコントロールが可能。さらに、指定したシーケンスに従って各グループをオフ/オンすることができるので、時間差で電源オフ/オンしたい場合など、管理ソフトウェアを使わずにUPS単体で簡単にコントロールできる。
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