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クルマのITソリューション展、クラウド型M2Mなどに注目が集まる
2013/01/21 18:26
363社が出展し、3日間で約2万人が来場したアジア最大級の自動車関連技術展示会「オートモーティブワールド2013」の専門展の一つ。車載Ethernet関連のソリューションや、クラウド型M2M(マシン・トゥ・マシン)プラットフォームなど、最新技術が来場者の注目を集め、特別講演や専門技術セミナーも盛況だった。
1月17日には、セールスフォース・ドットコムの前田和彦常務執行役員が「ソーシャルレボリューションと自動車業界」と題して特別講演。前田常務は、ソーシャル・ネットワーキングが自動車産業やそのステークホルダーに与える影響を解説。同社のソーシャルサービスを導入したGE、トヨタなどの事例を紹介し、「重厚長大企業も、ソーシャルを活用した新たなサービス価値の創出に取り組んでいる。メーカーは、クルマを情報端末、顧客接点という視点で捉えようとしている」と指摘した。
さらに、「クラウドとCRMで蓄積した顧客情報の活用ノウハウと、ソーシャルやモバイルテクノロジへの対応力、既存の自動車産業との関わりを生かして、顧客経験価値を提供するプラットフォームを担いたい」とセールスフォースの戦略を説明した。(本多和幸)
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