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米アクセンチュア調査、多機能電化製品への購買意欲が大幅に上昇
2013/01/21 18:26
調査は、日本、ブラジル、中国、フランス、ドイツ、インド、ロシア、南アフリカ、スウェーデン、英国、米国に居住する1万1000名を対象にオンラインで実施。16種類の電化製品(単一機能製品11種類、多機能製品5種類)を挙げて購入意向をたずねた。その結果、消費者が単一機能製品を購入する意向は、前年に比べて変わらないか、もしくは減少した。例えば、「ブルーレイディスクプレイヤーの購入を考えている」と答えた割合は11%から10%に微減。デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、据置き型ゲーム機については前年と変わらなかった。
これに対して、2013年に多機能製品の「購入を予定している」と答えた回答者は、「デスクトップ/ノートパソコン」で前年の16%から36%に、「スマートフォン」で27%から41%に、「ハイビジョンテレビ」で20%から33%に、「タブレット端末」で16%から23%へと、それぞれ大幅に増加した。
単一機能製品の購入意欲は全体的に横ばいもしくは減少だったが、明るい材料もあった。「基本機能の携帯電話」が6%から10%に、「GPS端末」が9%から11%に、「健康関連機器」が7%から9%に、「電子書籍リーダー」が8%から9%に、「購入を検討する」割合が微増した。
このほか、消費者は、ほとんどの多機能製品で使用されているオペレーティングシステムに、特別なこだわりをもっていないことがわかった。回答者の66%は、異なるオペレーティングシステムを搭載したモバイル機器やパソコンについて、「購入を検討する」と回答。切り替えを考える理由として、24%が「ほかにどのようなオペレーティングシステムがあるか体感してみたい」、23%が「別のオペレーティングシステムですぐれたユーザー体験を得る」、23%が「より革新的なサービスやアプリケーションを使う」と回答した。(信澤健太)
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