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NEC バッテリ内蔵サーバーを発売 UPSなしで停電対策

2013/01/17 18:26

週刊BCN 2013年01月14日vol.1464掲載

 NEC(遠藤信博社長)は、2012年12月19日、データセンター(DC)向けの省電力サーバー「Express5800/ECO CENTER」シリーズの新製品として、「Express5800/E120d-1」を発売した。

 小型のバッテリを内蔵したラックサーバーだ。停電時に大型/外付けUPS(無停電電源装置)の代替として利用することができる。既存のUPSが不要になることから、ラック内の省スペース化や運用コストの削減に寄与する。

 また、ファンの回転数を制御する機能やエアフロー設計によって、従来モデルの「Express5800/E120b-1」と比べて最大14%の省電力化を実現している。

 内蔵バッテリは、停電時に自動でサーバーの消費電力を抑えるように設定できる。これによって、バッテリの稼働時間を最大で通常時の約2倍に延長する。バッテリには長寿命のニッケル水素を使用しており、約5年間は交換が不要。

 CPUには、インテルXeonプロセッサE5-2400製品ファミリーを搭載している。税別価格は、31万6000円から。(真鍋武)

Express5800/E120d-1
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外部リンク

NEC=http://www.nec.co.jp/