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セイコーエプソン、インタラクティブ機能を強化したビジネスプロジェクタ
2012/12/12 18:26
「EB-1410WT」は、解像度WXGA対応の壁掛けに対応する超短焦点モデル。カラー・全白とも明るさ3100lmで、オプションのボードスタンドと組み合わせることで、ワイド82型や72型の移動式一体型電子黒板としても使用できる。机やテーブルをスクリーンにするテーブル投写にも対応している。
会議やプレゼンテーションで、情報を共有しやすくする機能として、「PCインタラクティブ機能」と「ホワイトボード機能」を搭載。「PCインタラクティブ機能」は、投写面で書込みやデータの編集ができる機能。「ホワイトボード機能」は、壁やボードに電子ペンで書き込めるほか、複合機のスキャン機能で紙資料をその場で電子データとして取り込むこともできる。
スマートフォンやタブレット端末との連携に対応。会議中に必要になったデータや画像を「Epson iProjection」から画面転送して、すぐに取り込むことができる。書込みを行った板書は、画面を消さずに最大50ページまで増やすことができ、プリンタと接続すればその場で必要なページをプリントしたり、サーバーやUSBメモリへのPDFファイルでの保存、メール送信などの情報共有を簡単に行ったりできる。
「EB-436WT」「EB-426WT」は、カラー・全白とも明るさ3000lm(EB-436WT)・2500lm(EB-426WT)、解像度WXGA対応のほか、16Wのスピーカー出力、マイク入力、HDMI端子搭載など、教育現場で十分な基本性能とインタラクティブ機能を備える超短焦点デスクトップモデル。83cmの距離からワイド80型の大画面を投写できるので、学校の教室では教卓に設置できる。
設置後電源を入れてすぐに使用できる電子黒板機能を内蔵。PCを使った電子黒板では「マルチペン」に対応し、使う人ごとにペンを渡す手間がなくなるとともに、二人の生徒が同時に画面に答えを書き込むなど、協働学習をサポートする。また、「マウスホバリング機能」で、デジタル資料のリンク先を探すことが簡単になった。
価格はすべてオープン。市場予想価格は、「EB-1410WT」が30万円前後、「EB-436WT」が20万円前後、「EB-426WT」が18万円前後。セイコーエプソンでは、プロジェクター新商品全体で、今後1年間に約1万5000台の販売を予定している。
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