ニュース
クラウディアン、クラウドストレージのセミナーを開催
2012/12/11 18:26
冒頭、太田代表取締役が挨拶し、「クラウドストレージ製品『Cloudian』は、リリースから約1年9か月になる。これまでは、プロバイダやキャリアからの問い合わせが多かった。今後は、13年度に向けて、徐々にエンタープライズ市場に展開していきたい」と意気込みを語った。
ニフティのセッションでは、クラウド事業部クラウドシステム部の小池輝氏が、パブリッククラウドサービス「ニフティクラウドストレージ」を紹介。「ストレージの基盤に『Cloudian』を採用している。小規模データから大規模まで、データの大きさにかかわらず、競合サービスの『Amazon S3』と比べてもそん色ないバックアップ速度を実現している」とアピールした。
また、「Amazon S3」について、「保存されたオブジェクトの数は1兆を超え、一秒間に4万個のオブジェクトが追加されている。『ニフティクラウドストレージ』だけで、『Amazon S3』に勝つのは難しい。他の国内のパブリッククラウドサービスと連携を図るなど、日本のパブリッククラウドストレージ連合として対抗していきたい」と話した。
日商エレクトロニクスのセッションでは、マーケティング本部第二プロダクトマーケティング部の藤井香織氏が、企業向けオンラインストレージ「Oxygen Cloud」を紹介。「直感的に操作できるUI(ユーザーインターフェース)で、エクスプローラから既存のフォルダにデータを保存する感覚で利用できる。さらに、IT管理者がユーザーごとのアクセス可否やフォルダへのアクセス権限を設定する機能を搭載している。最大の特徴は、データの保存先を社内のストレージや複数のパブリッククラウドストレージから選択できる点だ」と紹介した。(真鍋武)
- 1
関連記事
日商エレとクラウディアン、企業向けオンラインストレージ事業で提携
クラウディアン、Amazon S3互換クラウドストレージ製品を NTT Com が採用
ニフティ、アプリケーションプラットフォーム「ニフティクラウド C4SA」正式版をリリース
日商エレ、オンラインストレージサービスにデバイス個体認証機能を搭載
日商エレクトロニクス 企業向けオンラインストレージサービスを提供 クラウドサービス事業の中核へ