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日本IBM、成功事例の知的財産を活用して災害対策のストレージ構築を短期化

2012/12/10 18:26

 日本IBM(マーティン・イェッター社長)は、ディスク・ストレージの災害対策に関心があるユーザー企業向けに「災害対策用ストレージ設計/構築サービス(パターンド・モデル)」を発売した。サービスの対象機器は、エンタープライズ・ディスク・ストレージの「IBM System Storage DS8000(DS8000)」と「IBM XIV Storage System(XIV)」で、価格は個別見積もり。

 これまでの災害対策向けシステム構築で培ってきた災害対策構築設計書と運用手順書、構成設定情報などの知的財産(IPサービス・コンポーネント)をセットにして提供するもの。システム構築の運用設計や設定書開発のフェーズを短縮することができる。

 災害対策の方法としては、「DS8000」の場合、DS8000の有料オプションで非同期ミラーリングを行う「Global Mirror機能」とストレージ管理ソフトの「Tivoli Storage Productivity Center」のレプリケーション・サービス管理機能を使って構築する。また「XIV」の場合は、XIVのスナップショット機能を利用してバックアップし、他のソフトウェアを追加で投資することなく構築する。

 知的財産の提供は、設計設定書と運用手順書などの文書約10種類を再利用可能なかたちで統合して提供する。知的財産は、ライセンス使用許諾方式で構築サービスと組み合わせて提供する。
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外部リンク

日本IBM=http://www.ibm.com/jp/ja/