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日本オラクル、「Oracle Solaris 11.1」を紹介するセミナーを開催
2012/11/30 20:11
「Oracle Solaris 11」は、IaaSやPaaS、SaaSなどのクラウド基盤を構築することができるオペレーティングシステム(OS)。新バージョンの「11.1」は、今年10月に米オラクルがサンフランシスコで開いた「Oracle OpenWorld」で発表されたもので、性能と機能を強化している。
セミナーの冒頭、ブリスコラ クラウド戦略コンサルティング本部の北野幸雄シニアマネジャーがゲストスピーカーとして登壇。5年後にユーザー企業がクラウドをいかに利用するかによって、IT戦略の勝ち組と負け組に分かれるという仮説を立てた。「ユーザー企業は負け組にならないように、クラウドの実用化を目指して、クラウド活用が経営改善につながるOS環境を整備する必要がある」と訴えた。
続いて、日本オラクルの大曽根明システム事業統括が、「Oracle Solaris 11.1」の特徴を紹介。「『Solaris』は、業務アプリケーションのための高可用性をもつ安全なプラットフォームと、大規模クラウドを管理するための機能を融合している。新バージョンは、新たにSolaris/RACカーネル・ロック・アクセラレータを搭載し、ロックリクエストの応答をカーネルレベルで処理する」とアピールした。(ゼンフ ミシャ)
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