ニュース
日立システムズ、スマートデバイス対応のデータ共有システム
2012/11/19 18:26
電話帳などのデータに加え、端末のカメラで撮影した写真データや録音した音声、新規作成したドキュメントなどのデータを、デバイスに保存せずに企業内のプライベートクラウド環境内に設置した専用サーバーに直接保存するシステム。データがデバイスに残らないので、紛失時でも情報漏えいを防止できる。
利用者ごとのアクセス権限機能で、管理画面からアクセスログを参照・出力できるほか、アクセス遮断、端末の機能制限、アクセス先フォルダの限定、全端末へのメッセージ配信など、スマートデバイス利用者の一括管理ができる。利用できるデバイスは、PCやタブレット端末、スマートフォンなどに対応し、BYOD(私有デバイスの業務利用)での導入も可能。
価格は、エントリモデルが275万8000円から(ライセンス数100~300未満)、スタンダードモデルが663万6000円から(ライセンス数300~1000未満)。日立システムズでは、日立グループのクラウドソリューション「Harmonious Cloud」の下、主力事業として強化中のクラウドサービスの一つとして拡販する。また、同社のデータセンターを活用したSaaS型のサービス提供も予定している。これらの拡販を通じて、「スマートデバイストータルマネージドサービス」全体で、15年度末までに累計約280億円の販売を目指す。
- 1
関連記事
日立システムズ、データ連携ミドルウェア「HULFT」の販売を東南アジア全域に拡大
日立システムズと日立GP、電子自治体ソリューションの外字管理を強化
<売れるにはワケがある トップ営業の素顔と横顔>日立システムズ 高田英明さん(上) 「しゃべりすぎない」を胆に銘じて顧客の信頼を得る
日立システムズ、美容室・サロン向けクラウド型顧客管理・売上管理システム
日立システムズ、地方公営企業会計制度の改正に対応した財務会計システム