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サムスン電子ジャパン、仮想化対応液晶一体型のPCoIPゼロクライアント
2012/11/06 18:26
クライアント端末にかかる負担をなくす仮想化に対応した液晶一体型のゼロクライアント。OS・CPU、記憶装置を搭載せず、クライアント側へのドライバソフトやウイルス・スパイウェア対策も不要で、クライアント側のデスクトップ管理を最小化する。また、ハードディスクドライブなどのメカニカル部分を一切もたない省スペース設計。
カナダのTeradici社が開発したPCoIP(PC-over-IP)テクノロジーを採用。ハードウェア圧縮技術による高度なグラフィック性能とハードウェアエンコーディング、ディコーディングによる迅速な圧縮データ転送によって、リアルタイムグラフィックを実現する。また、DVI出力搭載でマルチディスプレイ環境にも対応し、最大2560x1600の解像度、32ビットカラーのモニタをデュアルディスプレイ環境でサポートする。
すべてのデータを中央のサーバーで一括管理・記憶し、クライアントには記憶媒体を搭載しないことで不正コピーや情報漏えいリスクを防止。OSパッチやドライバアップデート、アンチウイルスのクライアント側の管理・対策が不要で、TCO(総保有コスト)を大幅に削減する。価格はオープン。
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