ネットワールド（森田晶一社長）は、11月5日、VMwareがマルチクラウドの統合運用環境を実現する統合ソリューション「VMware vCloud Suite」をリリースしたことを受けて、販売・導入支援体制を拡充すると発表した。

　「VMware vCloud Suite」は、仮想化のメリットをコンピューティング、ストレージ、ネットワーク、セキュリティサービスなど、データセンターのすべての領域に拡張し、広範なサービス・システム群の統合・管理・運用を実現するもの。現在、ユーザー企業が求めているクラウドサービスも含むベンダーフリーでの提案・設計に対応するために、VMware製品の提供で豊富な実績と経験をもつネットワールドは、コンサルティング、設計・構築・開発支援、トレーニングなどの各種サービスメニューをさらに充実させる。

　「VMware vSphere」のハンズオントレーニングに、従来の「Basicコース」に加えて、新しく「Advancedコース」を設定。「vCloud Suite」に含まれる製品については、すでにサービスを提供している「vCloud Director」に加え、「vCloud Networking and Security」についてのサービスを拡充した。

　さらに、これまで個々の製品ごとに提供していた「VMware vCenter Operations Management Suite」についての一括でのサービス提供や、「VMware vCenter Site Recovery Manager」などのPoC構築支援サービス、設計支援サービスなどを追加した。