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NEC、山梨大学の情報システム基盤をクラウド環境へ移行
2012/10/30 20:10
山梨大学は、これまで甲府キャンパスと医学部キャンパスで、別々に基幹サーバーを設置・運用していた。今回、これらのサーバーを統合・仮想化し、データセンター(DC)へ移行、プライベートクラウド型で利用することによって、サーバー台数を70%削減するとともに、24時間365日のサービス継続を実現した。
また、学生・教職員ともに全学規模でメールシステムをパブリッククラウドサービスに移行し、運用コストの削減とサービスレベルの向上を実現。あわせて学内のPC教室とフリースペースの端末をネットブート型シンクライアントシステムで刷新し、端末環境のセキュリティと運用性の向上を図った。
これらをNECの認証技術を用いて統合することによって、約7000人の学生・教職員は、学内のサービスを一つのIDで利用できるようになった。山梨大学は、この情報システム基盤の刷新によって、従来のシステムから、構築・運用コストを約10%削減している。
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