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デジタルアーツ、パートナー総会を開催、新製品とパートナー支援をアピール

2012/10/18 20:11

 デジタルアーツ(道具登志夫社長)は、10月17日、年次パートナーイベント「デジタルアーツ パートナー総会」を東京・汐留で開催した。

 イベントの冒頭、道具社長は、昨年度から今年度上期にかけて、ウェブフィルタリングソフト「i-FILTER」とメールフィルタリングソフト「m-FILTER」のバージョンアップやスマートデバイス向けの「i-FILTER ブラウザー for iOS」の提供、さらに、10年前から温めてきたセキュリティ製品「FinalCode」をリリースしたことを紹介。「どの会社にも、社長の思い入れのある製品があると思う。私にとってのそれは、これまではコンシューマ向け製品の『i-FILTER』だったが、二つ目として法人・公共向けの『FinalCode』が加わった。他人に渡したデータを遠隔制御できる業界初のソリューションだ」とアピールした。

 営業実績については、「11年度の売り上げは、前年比約20%増の27億700万円を記録した。12年度も順調に伸びており、下半期は、例年の2倍以上の高い目標を掲げている。パートナー企業とともに頑張っていきたい」と意欲をみせた。 

道具登志夫社長

 続いて、4月1日に新設したエンタープライズ・マーケティング部について、瀬川明宏部長が説明。「プロダクトマーケティング課、プロダクトプロモーション課、チャネルマーケティング課に分かれている。パートナー向けのプログラム・サポートなどはチャネルマーケティング課が担当している。当社は大企業ではないので、ソリューションを考えるとき、パートナーとのアライアンスは欠かせない」と、会場のパートナー企業に語りかけた。 

エンタープライズ・マーケティング部の瀬川明宏部長

 営業戦略については、営業部部長の今井賢司取締役が、「下半期は、『i-FILTER』『m-FILTER』などの主力製品をさらにバージョンアップする。また、パートナーへの支援を強化して、案件への同行や導入支援を行い、さらに全国47都道府県を均等にサポートできるようにする」と説明した。 

営業部部長の今井賢司取締役

 総会では、最も貢献したパートナーを表彰する「DABP 2012アワード」の受賞式も開催。インターネットイニシアティブ(IIJ)、シーティーシー・エスピー(CTCSP)、ネットワールド、PFU、丸紅情報システムズの5社が受賞した。このほか、スポーツジャーナリストの二宮清純氏の基調講演や懇親会で、パートナー企業との交流を深めた。(真鍋武)
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外部リンク

デジタルアーツ=http://www.daj.jp/

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