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Jストリーム、早稲田大学の「安否確認フォーム」アクセス用サイトにCDNを提供
2012/10/12 20:11
早稲田大学では、学内ポータルサイト「Waseda-netポータル」の汎用申請フォームを利用した安否確認フォームを10年から運用しており、2011年3月の東日本大震災のときには、およそ500人の学生がこのフォームを利用して自身の安否を大学に報告したという。
一方で、これまで安否確認フォームにアクセスするには、(1)ログイン、(2)メニューから「申請フォーム入力」を選択、(3)複数の申請フォームから安否確認フォームを探してリンクをクリック――という手順を踏む必要があったが、「いざ災害が発生したときに、迷わずフォームにたどりつけるか疑問」という声が上がっていた。
そこで、安否確認フォームへのアクセスをより容易にし、大量のアクセスが集中しても安定したサービスの提供を目指し、CDN上に安否確認フォームへ直接アクセスする中継サイトを置くことにした。
中継サイトは、パソコンのブラウザからもスマートフォンからもアクセスでき、リンクをクリックするとログイン画面に遷移。IDとパスワードを入力することで、個人認証後の安否確認フォームを表示する。また、スマートフォン向けには、早稲田大学が今年8月にリリースした公式モバイルアプリ「WASEDA Mobile」内の「緊急お知らせ」アイコンをタップすることで簡単にアクセスできる。
災害発生時には、大学のトップページやポータルサイトに大量のアクセスが集中することが見込まれるが、中継サイトにCDNを採用していることで、安定してサービスを提供することができる。
JストリームのCDNは、国内主要大手ISP、データセンター、中小規模ISPまでを網羅し、大学のサーバーがダウンした場合でも、コンテンツを配信し続けることができる。なお、アクセス用サイトの制作も、Jストリームが担当した。
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外部リンク
Jストリーム=http://www.stream.co.jp/