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ATENジャパン、リモート電源管理・環境監視対応PDUの新シリーズ

2012/10/05 20:11

 ATENジャパンは、グリーンエネルギーソリューション「NRGence(エナージェンス)」の主力製品であるリモート電源管理・環境監視対応PDU「eco PDU」の新シリーズとして、「PE1xxx」「PE5xxx」「PE6xxx」「PE7xxx」「PE8xxx」「PE9xxx」の6シリーズを発売した。

 「eco PDU」は、従来のインテリジェントPDUがもつリモート電源制御と環境監視の機能に加え、付属のエネルギー管理ソフトウェア「eco Sensor」を活用して使用エネルギーの現状分析と対策を行う次世代型PDUソリューション。従来の1Uサイズモデル「PE6xxx」「PE8xxx」シリーズに加え、0Uサイズのバータイプモデル6シリーズ15機種を、新たに受注生産品として日本市場に投入した。同時に、エネルギー管理ソフトウェア「eco Sensor」についても、便利な機能を追加した新バージョン「v.1.2」をリリースした。

 新たに、ATEN NRGenceシリーズの「eco PDU」の上位モデルに位置づけられる「PE9xxx」シリーズ(PE9216/PE9324)が登場。従来のインテリジェントPDUにはない特徴として、(1)電力情報の計測や監視はアウトレット/バンク/PDU単位で可能、(2)電源制御あり/なしの2種類のバンクを提供。電源制御なしのバンクに接続された機器は電源を常にオンに維持、(3)業界初の「POP(Proactive Overload Protection)機能」を搭載。他のアウトレットに影響を与えないように、電流過負荷を引き起こしたアウトレットだけを自動的に電源オフ――などの機能を備えている。

 「eco Sensor」は、複数の「eco PDU」(PEシリーズ)と連携してエネルギーを管理するソフトウェア。「eco PDU」での計測値をもとに現状の分析・評価を行い、データセンター全体の使用エネルギーを最良の方法で効率化する。新たにリリースした「v.1.2」では、(1)アウトレットのグルーピング機能に対応、(2)SNMP MIB(Management Information Base)に対応、(3)アウトレット制御(電源ON/OFF/切断後再投入)のスケジューリング機能に対応――などの機能を追加している。

 価格はオープン。オプションの「温度センサー」は1万2000円、「温度・湿度センサー」は1万6000円。
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外部リンク

ATENジャパン=http://www.atenjapan.jp/