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日立システムズ、地方公営企業会計制度の改正に対応した財務会計システム
2012/10/04 20:11
借入資本金の負債計上、みなし償却制度の廃止、退職給付引当金の計上の義務化、リース会計の導入、セグメント情報の開示、間接法・直接法でのキャッシュ・フロー計算書の作成など、10項目の制度見直しに対応。また、導入・運用コスト低減のため、画面レイアウト(項目名称、表示順序、桁数など)や帳票レイアウト(項目名称、罫線など)をユーザーが自由に変更できる機能を搭載し、ノンカスタマイズでの導入・運用保守ができる。さらに、電子入札や工事積算、契約管理システムなどの「e-CYDEEN」シリーズとのシームレスな情報連携や、業者情報などのマスタ情報の一元管理ができる。
「e-CYDEEN/公営会計」の導入によって、地方公営企業は新会計制度に短期間でスムーズに対応できるほか、導入コストを低減し、導入後に発生する改修費用も50%程度低減することができる。また、日立システムズが得意としているクラウド技術を活用して、プライベートクラウド型でシステムを利用することで、さらにコスト低減や高付加価値化が実現する。
価格は、パッケージライセンスが525万円から、年額保守費が78万7500円から。日立システムズは、主に全国の都道府県、政令指定都市と中核市が経営する地方公営企業向けに拡販し、2015年度末までに累計50団体への納入と、関連サービスも含めて累計15億円の販売を目指す。
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