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米オラクル、クラウド・サービス開始を公表、IaaS/PaaS、新パートナー・プログラムなど
2012/10/01 20:11
基調講演と講演前のプレス向けセッションに登場したグローバルのアライアンス、チャネル、組込みセールスを担当するジャドソン・アルソフ上級副社長は、新しいパートナー・プログラムを明らかにした。新しいプログラムでは、ISVやプロバイダにISVの製品や「Oracle Fusion Applications」向けのIaaS/PaaS環境を提供したり、オープンなマーケットモデルを構築したりするほか、これらクラウド・サービスを顧客に販売するリセール・プログラムも開始する。また、パブリック/プライベート両面のクラウド・サービス環境を早期に構築できるプレイヤーをオラクルの開発者やコンサルティング担当者が支援して認定する「Specialized Oracle Cloud Builder」という制度を設けることを明言した。
アルソフ上級副社長は「オラクルの知財を使い、最も完成されたポートフォリオで、競合他社より早くクラウド・サービスを提供できる新しいオファリングだ」と説明。ハード社長は「『Fusion Cloud Application』のスイート製品を構築し、これらのクラウド・サービスが利用できるようになる」と、クラウド・サービスメニューの拡充を明らかにした。クラウド・サービスに関する新しいパートナー・プログラムやサービスは、イベント期間中に詳細が公表される見通しだ。(谷畑良胤)
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